そろそろ、熱中症の季節です。

こんにちは。

蒸し暑い季節になりましたね。

夏バテする犬の写真

 

こうなってくると

気をつけたいのが熱中症です。。

 

熱中症は家でも起こります。

今日は熱中症について、話してみたいと思います。

熱中症のパターンはいろいろです。

熱中症と言っても

様々なパターンがあります。

・熱痙攣(Heat cramp)

照りつける太陽のイメージ

これは、汗をいっぱいかいて

塩分も水分も失ったのに

水分だけが補充された状態

です。

手足や足を「つった!!!

いわゆる「こむら返り」という症状で

来院されることが多いです。

あまり熱は高くありません。

→→→来院されましたら生理食塩水の点滴をさせていただきます。

・熱疲労(Heat exhaustion)

 

熱疲労のイメージ

 

これは、汗で

塩分も水分も大量に失った場合を指します。

血管の中がカラカラになり

血圧が下がることもあります。

体の筋肉が壊れてしまい(横紋筋融解症)

腎臓にその成分が詰まる事で

急速に腎臓が痛むことがあります。(急性腎不全)

コーラ色の尿が出たら要注意です。

→→→この場合も生理食塩水の点滴が必要です。

筋肉が壊れることで、腎臓が傷んでいるようなことがあればその対処が必要です。

   入院管理が必要となることが多いです。

 

・熱射病/日射病(Heat stroke)

熱射病のイメージ

この熱射病の中でも二つのタイプに分けられます。

①古典的日射病

基礎疾患(脳梗塞や心筋梗塞)がある方

 アルコール依存症

 一部の内服治療中(利尿剤など)

 高齢者、乳幼児が高温環境に置かれた場合

体温がかなり高くなり、

汗が出ず

意識を失ったりします。不運な時は命にも関わります。

この場合も全身の筋肉が壊れて(横紋筋融解症)、腎臓に詰まる(急性腎不全)

を起こします。

→→→クリニックに来院されると、確実に救急搬送となります。死亡率が40%とも言われ

ICU管理となることが多いです。(各病院の機能によります。)

 

 

②運動性日射病

高温の環境での、運動、労働で熱の産生が

放熱を上回った状態。

この場合も全身の筋肉(横紋筋融解)、場合によっては全身の臓器が痛みます。

 

→→→こちらも確実に救急搬送です。ICU管理となることが多いです。(各病院の機能によります。)

 

昔は

ど根性で水も飲まずにトレーニング!!!

ということがあったようですが

危険です。

適切な環境でトレーニングしましょうね。

効果的に体を冷やす方法

扇風機で涼む男の子

急に体を冷やそうと思って

水風呂にドボンと体をつけたりするのは

血管が縮こまり逆効果です。

それに危険です。

まずは涼しい場所への移動

発汗がない場合は

霧吹きなどで

体の表面を湿らせて

扇風機やうちわで扇いでみてください。

たかが熱中症と思わず

迷ったらクリニックにお電話を!!

体調の悪い時の運動などは、決して無理なさらずに。

またマラソン大会とか、少しくらいの風邪気味でも

風邪薬を飲んで出よう!!!って思われる方、、、いると思います。

 

風邪薬には、汗が出にくくなる作用のものもあります。

 

せっかくエントリーした

マラソン大会の欠場は悔しいですが

決して無理なさらずに。

 

さて、皆様、夏本番まであと少し!!!

楽しく、夏を乗り越えましょうね!!!

 

あん奈