新型コロナウイルス感染症が流行してます。。。。

こんにちは。
なかなかブログを更新できておらずすみません。
最近バタバタしております。

というのも、発熱外来
ここ数週、また混雑しております。。。。
コロナウイルス感染症の検査陽性的中率がかなり高いです。

2023年の5月8日に新型コロナウイルス感染症は感染症法5類に移行しました。
でも、感染症法がいくら変更しようとも
ウイルスにとってはしったこっちゃなく、、、
今後も一定の流行は繰り返されて行くと思います。

クリニックは日々
発熱、咳、鼻水、咽頭痛の患者さんがたくさん来院されます。
こういったいわゆる『風邪症状』とコロナウイルス感染症の症状はほぼ一致するので
症状から、なんのウイルスに感染しているか
分けることは、残念ながら不可能です。

発熱がなくてもコロナウイルス感染症の方もおられるので
なんともはやですね。。。(無症状の方もおられます。)

どのウイルスが原因であっても

・院内で感染症を広げない
・我々クリニックスタッフにも感染をさせない

ために感染防御を徹底させて診察して参りたいと思います。

 

 

いざ、新型コロナにかかったら『いつまで人にうつすのか?』

日々、発熱外来で
コロナ感染症にかかった方からよく聞かれる質問があります。

それは、『いつまで人にうつす可能性がありますか?』
ということです。
やはり、みなさんが一番気になるのは
自分は、今後いつまで、だれかにうつしてしまうんだろう・・・
ということです。
夏休みに、帰省されたり、楽しい計画がある方も多いと思います。

実は、コロナウイルスが世の中に出だして3年。
コロナウイルスの株の変化によって
発症までの潜伏期間や、症状など、当初とはだいぶ様変わりしてます。
オミクロン株の潜伏期間も短縮していると言われております。

・現在流行の新型コロナ感染症は、発症の2日前から発症後7−10日間は感染性のウイルスを排出してます。 

 発症の前から、ウイルスが出ているところがポイントで、このせいで本人も気が付かないうちに感染を広げてしまっています。

 


一人の感染者から平均何人に感染させるかの指標は
インフルエンザが1.3人のところ
コロナウイスル感染症は5.5-24人と言われてお
ります。
無症状のうちに広げてしまっているからだと思います。

そして

・特に発症後5日間は、他人に感染させるリスクが高いとされています。

この日数は少し覚えて置かれると良いと思います。

では、仕事や学校はどうしたら良いでしょうか?

またよく聞かれるのが
『外出自粛はどうしたら良いですか?』
ということです。

2023.5.8以降は、法律に基づく外出自粛はありません。

しかし上記のように
特に発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いため

発症日を0日として5日間は外出を控える
なお、5日目にも症状が続いていた場合は、症状軽快後24時間経過するまでは外出を控えることを推奨する。

ほうが好ましく、学校保健法もこれに準じており、幼稚園、保育園、小中高校、大学の学生さんはこの様になっております。

ただ、大人の場合は
特別、法律もありませんから
それぞれの職場ごとでこの内容に準じて相談して決めてくださいね。

 

ウイルスは、発症から10日間出ていると思って行動を・・・・

行動制限はありませんが
発症後10日間はウイルスは排出されている可能性があるので
高齢者や、がんの闘病中、免疫力の弱い方への接触は控えたほうが賢明です。

多くの方は、感染しても軽症ですが
中には重症化される方がいることは
いまでも変わっておりません。
そのことを忘れずに行動したいと思っております。

発症後10日すぎても・・・

発症10日過ぎても
咳やくしゃみなどがあれば
マスクの着用や咳エチケットは心がけた方がよいですね・・・・

暑い季節・・・
マスクを外して
生活されるほうが熱中症対策の面から安全とも言える最近は
各々が相手の事を考えて行動することが必要になってきますね。

 

子どもたちは夏休み。
お祭りなどのイベント事が増える季節です。

玉出でも大きなお祭りが予定されており
連日笛やたいこの音が聞こえ
クリニックの前もにぎやかな華やいだ雰囲気です。
楽しみですね。→生根神社 夏祭り

ぜひ皆様
それぞれが
ご自分とご自分の大切な方を守りながら
楽しい夏のひとときをお過ごしくださいますように・・・・・

熱中症にもぜひお気をつけて。。。。。

あん奈